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中国国内古紙・原紙市況:大手製紙古紙不足で休転

  ■ 中国国内古紙・原紙市況:大手製紙古紙不足で休転

2018年7月28日

東莞玖龍、太倉玖龍、福建联盛(山鷹国際)、安徽山鷹、広東理文、東莞理文、江蘇理文、龍海联盛等8つの製紙メーカーは古紙不足の為7月、4日から13日のマシン休転を発表した。また、例年の「独身の日」バブル需要期待とは裏腹に、原紙の引き合いは非常に弱い状況となっている様子。 

米国トランプ政権の対中貿易関税の影響を受けて米国向け輸出もキャンセルが多発する等の影響で包装資材も顕著に影響を受けたことと、三年目に入った「独身の日」需要による紙不足に備え段メーカーが輸入紙を購入し在庫を抱えている為需要が伸びないことが原因だ。 

製品価格の崩れや高い地元古紙を使用し赤字操業をすることを避けるためシャットダウンを発表している中小メーカーもあり、需要が弱い間はマシンを止め製品価格の維持に重点を置く方針の様だ。福建、江蘇エリアでは上記8メーカーで生産量の50%を占め、製品価格と古紙価格に影響が出ており特に福建エリアではローカル古紙価格が70-90RMB($10-13)下落している。

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