UPM フィンランドパルプ工場でストライキ

  ■ UPM フィンランドパルプ工場でストライキ

2021年1月5日

1月1日、紙パルプ労働組合、電気事業者労働組合はUPM社に対し賃上げ交渉のためのストライキを行う事を発表した。 UPM社イェムサンコスキ、クーヴォラ、ラッペーンランタ、ピエタルサーリ、ラウマ、タンペレ、ヴァルケアコスキ工場に於いて1月22日午前6時まで決行され、水処理、発電やメンテナンスを含めあらゆる構内作業が停止する。

影響を受けるUPMの事業はパルプ事業、バイオ燃料事業、特殊紙事業、印刷用紙事業、タック紙事業となる。合板及び木材事業は12月に労働契約に署名がなされ、UPMエナジー社もエナジー業界に適用される労働協定に準拠している為影響を免れた。

UPM社と労働組合の労働契約は昨年12月31日に効力が切れており、同社は昨年春先より労働組合側と話し合いを続けてきたが決着に至らなかった。ストライキ期間中に臨時で雇用する職員については平均珍技よりも高い給与を払わざるを得ず、同社は1日も早い和解に向けて最善を尽くすとしている。

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