■ UPM 労働者と合意 ストライキ終了
2022年4月23日
UPMと製紙労働組合は事業別労働契約に合意した。労働者は職場に復帰しストライキは終了する。 新契約の契約期間は4年間で、昇給は紙パルプ業界の規範の剃ったものとなる。UPMは5つの事業体(UPM Pulp、UPM Communication Papers、UPM Specialty Papers、UPM Raflatac ja UPM Biofuels)別に労働契約の和解案を提示しており、両者はそれに合意した。 また能力と業績に応じた加算給やシフトの取り決めと労働時間に対する柔軟性も追記された。また有期雇用契約を撤廃、祝日労働の割増賃金制度などを改定。規約は以前よりも単純明解なものへと変更された。
今回のUPMストライキは1月1日より始まり、4ヶ月間続いた。約2100人の組合員がストライキに参加し、パルプ及び印刷用紙など同社の生産が停止。欧州、世界の紙パルプ需給に影響を与えていた。