ストラエンソ ベルギー工場新聞マシンの段原紙転抄を検討

  ■ ストラエンソ ベルギー工場新聞マシンの段原紙転抄を検討

2022年6月9日

Stora Enso社は、ベルギーのランガーブルッヘにある製紙工場に於いて、2機設置されている抄紙機のうちの1つを段ボール原紙ラインに転抄するための調査を開始した事を発表した。 現同工場では新聞用紙とSC(スーパーカレン)雑誌用途非塗工紙を抄紙しており、今回転抄を検討しているのは新聞用紙マシンとなる。調査は2023年上半期に完了する見込みで、調査後25年までに生産を開始する。 段原紙の生産能力は70万㌧規模で総投資額は4億€になる見込みだ。 同社は今年3月に欧州5つの生産拠点の内、4工場(ドイツ、フィンランド、スウェーデン)の売却を検討している事を発表したが、同工場は売却検討から除外されていた。

ランガーブルッヘ工場は1932年設立、2機合計54万㌧の生産能力があり、従業員380人を雇用している。

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