■ Sonoco社 AMPロボティクスと提携し、AI選別で紙のリサイクルを強化
2021年9月12日
9月7日食品包装などを手掛ける総合パッケージメーカーであるSonoco社は、AI、ロボット工学、廃棄物リサイクルインフラのパイオニアであるAMPロボティクスと提携することを発表した。都市廃棄物のAI選別によって、紙製スパイラル缶(チップスなど)のリサイクル率を向上させる。
同社は「リサイクル鋼の使用は、バージン材料から同等の量を生産するよりも環境への影響が45%低く、バージン鉄鉱石の採掘の必要性を減らす。さらに、含む紙容器をリサイクルする事で埋め立てゴミとして廃棄される場合よりも環境への影響が40%以上低くなる」としている。
AMPロボティクスの創設者兼CEOのマタニヤ・ホロウィッツ氏は、「当社のAIは、各社が使用する独特のパッケージや新規格を精度よく柔軟性に学習する能力があり、Sonoco社は仕分けプロセスにおけるAIの必要性を早期に認識していました。Sonoco社のようなトップメーカーは、リサイクル施設で回収された廃棄物資源業界に直接的な影響を与え、より多くの原料をリサイクルする能力を持っています。AMP Cortexを備えた材料回収設備™インテリジェントロボティクスシステムは、シングルストリームの廃棄物をより効率的に選別する事ができるようになり、世界中のリサイクル業者においてもこの学習・ソート機能を活用する事ができます。AIは継続的に学習しているたけ、時間と経験によってその制度は向上していきます。
AI プラットフォームである AMP ニューロン™は、リサイクル可能な材料の全世界データベースを有しています。年間100億品目を超える物体認識を得て、シングルストリーム、電子機器スクラップ、建設廃材など100以上の異なるカテゴリーに於いてリサイクル可能物の特性を分類することができます。米国では、鉄製の底が付属した紙缶の高周波認識を実証し、任意のターゲットストリームへの分類する事に成功しました。」と説明している。