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中国国内、原紙販売不振とライセンス発行遅れ古紙価格軟化

  ■ 中国国内、原紙販売不振とライセンス発行遅れ古紙価格軟化

2019年3月30日

 先月下旬より若干日本品の購買価格を戻してきた玖龍社、その他中国メーカーもCY15-16円付近で価格を落ち着かせている。

やはり特段古紙価格が大きく上昇する要因は少なく3月第二週を境に中国ローカル古紙価格は下落に転じている。米国の古紙価格も値下げしており第2四半期の古紙輸入ライセンスの発行が予想よりも遅れている為、各製紙メーカーは輸入古紙の購買ペースを鈍化させていることが原因の様だ。 

一方3月の中国国内原紙価格は2月末に一旦は値上げアナウンスをしたものの、製品販売の不調と、不規則に変動する古紙価格から段ボールメーカーは製紙メーカーが原紙価格を維持できないのではないかと睨んでおり値下げの圧力をかけ始めている。事実15日より30-150RMB程値下げ対応したメーカーもあるとのことだ。 

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