■ レンゴー サイアムクラフト社傘下のフィリピンUPPC社に出資
2020年1月31日
レンゴーは、タイのサイアムセメント・グループのSCGパッケージング社の子会社で、フィリピンにおける段ボール原紙の製造販売会社、ユナイテッド・パルプ・アンド・ペーパー社(UPPC社)に投資し株式の25%を取得した。取得金額は約25億バーツ。
UPPC社は、マニラ首都圏の北約50kmにあるブラカン州カルンピット市に製紙工場に抄紙機2台を持ち年間23万トンの段ボール原紙生産を行っている。同社は3台目の段ボール原紙抄紙機を建設中で、2020年末に稼働予定で、稼働後は生産量が倍増する。
UPPC社の直近(2018年12月期)売上高は約140億円(約65億ペソ)、主要株主はSCGパッケージング社77.3%、サイアムクラフト・インダストリー社(SCGパッケージング社のタイ製紙子会社)22.4%。
ユナイテッド・パルプ・アンド・ペーパー社 (United Pulp and Paper Company Inc.)概要
住所 9th Floor, Fort Legend Towers, 3rd Avenue corner 31st Street, Bonifacio Global City, Taguig City, 1634 Philippines
工場所在地: Km. 48 McArthur Highway, Iba Este, Calumpit, 3003 Bulacan, Philippines
社長 Danaidej Ketsuwan
株主 SCGパッケージング社 サイアムクラフト・インダストリー社(※)77.3%
22.4% 他(※SCGパッケージング社のタイにおける製紙子会社)
事業内容:段ボール原紙の製造・販売
売上高 約65億ペソ(約140億円、2018年12月期)