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Port strikes in Great Britain could put still more pressure on recovered paper prices

英国でストライキ多発 インフレに不満 コンテナ港荷役ストップで物流に影響

Port strikes in Great Britain could put still more pressure on recovered paper prices

  ■ 英国でストライキ多発 インフレに不満 コンテナ港荷役ストップで物流に影響

2022年8月25日

英国最大のコンテナ港である東部フェリクストウ港に於いて労働者1900人強が賃上げを求めてストライキを実施している。 ストライキは21日から8日間実施される予定で、クレーン運転士や機械操作員、港湾荷役作業員らが参加。運営会社側の提示した賃上げ7%よりも大きい10%の賃上げを要求している。

同港は国内コンテナの48%を扱っており、8億㌦以上の取引に影響がでる可能性が高い。主に電子部品や衣料品の輸送に影響がでると見られているが、アジアへの古紙輸出にも影響がでそうだ。世界的に古紙相場は下落しているが、英国では古紙輸出が滞る事でさらに国内価格が弱含む事が懸念されている。 

同国では今年に入りストライキが多発している。今月28日からロンドン・ユナイテッドに所属する約1600人のバス・ドライバーがストライキを実施する予定で、ロンドン西部、南西部、サリー州の以下の63路線に影響が出る模様だ。

3月には航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のキャビン・クルーによるストライキが2回にわたって実施された。

加えて7月には英国の鉄道運転士労働組合が鉄道8社の運転士が30日に全国ストライキを実施した。大規模なストライキは27年ぶりで、インフレ率が10%に近づく中、運転士は過去3年間昇給が行われていないため、賃金は実質的には低下していると不満を訴えた。 

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