紙の知識 ① 紙のサイズ A判 B判

■ 紙の知識 ① 紙のサイズ

日本の紙規格にはA判B判の両方があり、少しずつサイズが違います。コピー用紙でもA4やB5サイズなどどちらが大きいか悩んでしまうこともあるかと思います。

A4とB5は書類やノート、教科書、テキスト、報告書などで冊子印刷でも幅広く活躍するサイズで、A4の方がB5より少し大きいサイズです。A4を84%縮小したサイズがB5、B5を115%拡大したサイズがA4になります。

   A判とは

A判は、19世紀末ドイツの物理学者オズワルドによって提案されたドイツの規格で、
面積が1平方メートルの「ルート長方形」をA0と規定しています。現在では国際規格サイズで【規格 : ISO216、JIS-P 0138】にて規格サイズが定められています。コピー用紙に使われるA4サイズは 210mm x 297mmと国際的に決まっています。

規格サイズ(mm)主な用途
A0841×1189大判ポスター
A1594×841ポスター
A2420×594ポスター
A3297×420選挙ポスター、画用紙
A4210×297コピー用紙、パンフレット
A5148×210文芸誌、教科書、雑誌、伝票
A6105×148文庫、ハンドブック、絵ハガキ
A774×105ポケット辞典
A852×74
A937×52
A1026×37

   B判とは

B判は、日本の江戸時代の公用紙「美濃紙」に由来(尾張藩が美濃地方で作らせた紙が公用紙として認められた)し面積が1.5平方メートルの「ルート長方形」をB0とした国内規格サイズです。日本ではB5サイズのノートなど身近に溢れていますね。

規格サイズ(mm)主な用途
B01030×1456大判ポスター、図面
B1728×1030大判ポスター
B2515×728ポスター
B3364×515電車中吊り広告
B4257×364グラフ誌、楽譜、チラシ
B5182×257週刊誌、チラシ、辞典、教科書、ノート
B6128×182書籍一般
B791×128手帳
B864×91
B945×64
B1032×45

最新情報をチェックしよう!