■ 南アフリカ 21年の古紙回収率 61.4%、前年比9%減少
2022年8月11日
南アフリカ製紙協会(PAMSA)The Paper Manufacturers Association of South Africaは21年の古紙回収量が115万㌧で回収率は61.4%だったと発表した。 過去5年間の平均回収率は70%で、約9%減少した。PAMSAは新型肺炎の流行や経済消費動向の変化によって回収率が下がったと説明している。紙の消費量は約17%増加し、家庭紙や煙草の紙、ワインや果物の包装紙需要が増加した事で、回収できない紙が増加。回収率の低下につながった。
PAMSAの統計によると南アフリカは21年、210万tの紙及び板紙を生産し54.5万㌧を輸出した。輸入は76万㌧で、消費量は231万㌧だった。