- 2022年7月29日
アジア古紙市況 輸出古紙価格暴落
■ アジア古紙市況 2022年8月 2022年7月29日 古紙輸出価格が大きく軟化した。欧州古紙の下落を皮切りに、台湾大手製紙企業の倉庫荷崩れ事故や中国段原紙需要が思うほど回復しないなど複数の要因が重なった事で、日本の古紙価格も大きく値を崩す事となった。 欧州古紙は200㌦を下回る水準 (さらに…)
■ アジア古紙市況 2022年8月 2022年7月29日 古紙輸出価格が大きく軟化した。欧州古紙の下落を皮切りに、台湾大手製紙企業の倉庫荷崩れ事故や中国段原紙需要が思うほど回復しないなど複数の要因が重なった事で、日本の古紙価格も大きく値を崩す事となった。 欧州古紙は200㌦を下回る水準 (さらに…)
■ 韓国新聞紙輸出 インド向けは一服? ウクライナ戦争によってロシア産新聞紙や、新聞紙原料となる木材チップ輸出が滞った事で世界の新聞紙需給はタイトな状況となった。特にインドは新聞紙の輸入をロシアに依存しており、紙不足から韓国新聞メーカーへ高値オファーを出した事で、原料となる日本の新聞古 (さらに…)
■ 海上運賃軟化 お盆と景気減退による荷量減少 2022年7月28日 22日の上海発コンテナ運賃指数(SCFI)は3996・77ポイントとなった。指数は今年初旬に最高値5000をつけ、以降軟化傾向にあったが4000ポイントを割り込むのは昨年の7月9日付以来。 中東向けなどの輸出が減少し (さらに…)
■ 東莞玖龍紙業 大型休転を発表 15万㌧減産 2022年7月28日 7月26日、東莞玖龍紙業は同工場14機マシンについてオーバーホールの為、順次停機する事を発表した。停機によって削減される数量は15万2900㌧。 減産は27日から行われ各マシン9日ずつ停機する予定となっている。 中国 (さらに…)
■ イタリア 過去最悪の干ばつ 農作物の生産が大幅に減少 2022年7月26日 イタリアでは今春の雨が過去60年で2番目に少なく、1~6月期の降水量は前年を33%も下回った事で未曾有の干ばつに見舞われている。 過去70年で最悪の干ばつと言われており、北西部ロンバルディア州の川が干上がり (さらに…)
■ ロシア欧州向け天然ガス供給を20%に引き下げ 2022年7月26日 ロシアは21日より再開したノルドストリーム1を経由したドイツへのガス供給を27日より一段と削減する事を公表した。ロシアの国営天然ガス企業ガスプロムはタービンの保守点検の問題が背景にあると説明した。 ロシア側は保守点 (さらに…)
■ インド・ドイツ古紙需要低迷で英国古紙価格2割急落 2022年7月23日 ロシアによるノルドストリームガス供給停止による製紙の休転や、インドの古紙需要低迷によって英国古紙輸出需要が軟化し、さらに先日のSmurfit Kappa社大規模火災も重なった事で英国古紙価格が急落した。 オラン (さらに…)
■ 英国Smurfit Kappa社Nechells工場の大規模火災はBBQの木炭が原因 2022年7月23日 6月12日、アイルランドに本拠地を置く大手製紙Smurfit Kappa社Nechells工場に於いて発生した火災は110人の消防士と30第の消防車が出動する大規模火災へと発 (さらに…)
■ イラン ロシア-インド間輸送の新輸送ルートを推進 2022年7月22日 今週ロシア、イラン、トルコの首脳がテヘランで会合し、ロシアからインド向けの新たな物流ルートについて協議が行われている。 イラン国営のイラン・イスラム共和国海運会社(IRISL)は、欧米の対ロシア経済制裁を迂回す (さらに…)
■ ドイツ 天然ガス価格高騰で製紙休転 2022年7月22日 ロシアによるウクライナ侵攻とその経済制裁などの影響で欧州では天然ガス価格が高騰した。必要な天然ガスの50%以上をロシア産に依存していたドイツではエネルギー不足は深刻な問題となっており、大手製紙企業も休転を余儀なくされている。 (さらに…)