王子ホールディングス インドで30億円投じ4カ所目の段ボール工場建設 

  ■  王子ホールディングスインドで30億円投じ4カ所目の段ボール工場建設

2018年1月05日

王子ホールディングスは約30億円を投じインドで新たに段ボール工場を増設すると発表した。建設中も含めて同国で4カ所目の製造拠点となる。2020年3月の稼働を目指す。インターネット通販向け需要を取り込むほか、日系を中心とする自動車や日用品メーカーの梱包用途への供給力を高める。

新工場はインド西部グジャラート州のサナンド工業団地に建設する。敷地面積は約7万5千平方メートルで、月産能力は600万平方メートル。周辺にはスズキやホンダ、ユニチャームなどの工場がある。新工場を拠点とする年間売上高を、25年3月までに30億円としたい考え。

王子HDは建設中を含め、インドで北部に2つ、南東部に1つの工場を建設している。今回、インドでの月産能力を現在の月間200万平米から、5年後までに1200万㎡に拡大する。

新工場は王子HDの東南アジア・インド地域での段ボール製造拠点としては、24カ所目。東南アジアでも新工場の建設を検討していくという。

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