王子ホールディングス マレーシアジョホール州に段ボール新工場を建設

  ■ 王子ホールディングス マレーシアジョホール州に段ボール新工場を建設

2020年8月9日

王子ホールディングス(本社・東京都中央区)は4日、ジョホール州に新たに段ボール工場を建設することを決定したと発表した。


新工場は王子ホールディングスの子会社、ユナイテッド・コタックが運営するもので、投資額は約40億円。敷地面積は約4万2,000平方メートルで、生産能力は月間700万平方メートルとなっている。2022年1月の稼動開始を予定している。新工場が稼働すれば、同グループのマレーシアでの段ボール生産能力は約15%増加する。

同社はマレーシアで8箇所(北部地区3箇所、中部地区3箇所、南部地区2箇所)の段ボール工場を有しており、昨年は中部地区2箇所で生産能力を倍増した。マレーシアの段ボール市場での同社シェアは約30%で、東南アジアの中で最も高いという。

 今回、需要の伸びが期待されている南部地区で3箇所目となる段ボール工場を新設することで、事業の拡大を図る。新工場は東南アジア・インド地域における26箇所目のダンボール製造拠点となる。同社は現在、約3割の海外売上高比率を5割に引き上げることを目指す。インドネシアにも段ボール工場を建設中で、年内には生産を開始する予定だ

新工場概要

会社名:UnitedKotakBerhad
所在地:マレーシア・ジョホール州
投資額:約40億円
敷地面積:約42,000㎡
生産品目:段ボール
生産能力:約7,000,000㎡/月
稼働開始予定:2022年1月

■ United Kotak Bhd.(UKB)

事業概要段ボールの製造販売
本社所在地No.9 Jalan Seroja 4, Indahpura Industrial Area, Bandar Indahpura, 81000, Kulaijaya, Johor, Malaysia
[TEL] 60-7-6613-588
[FAX] 60-7-6613-589
設立1981年12月

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