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日本製紙 ノルウェー大手液体容器メーカーに出資

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  ■ 日本製紙 ノルウェー大手液体容器メーカーに出資

2021年6月26日

日本製紙はノルウェーの紙容器大手Elopak ASA,(エロパック)に出資した事を発表した。約50億円を投じ、5%程度の株式を取得する。日本製紙は、包装、家庭用紙、ヘルスケア、化学品、エネルギー、木材の5事業を成長分野として位置づけており、5月の中期経営計画では海外売上高の拡大と紙容器事業の強化を目標に掲げていた。

Elopak社と日本製紙は1989年以降30年以上の協力関係にあり、2016年にElopakのPure-Pak®(ピュアパック)製品を製造・販売できる新製品ライセンス契約を締結している。プラスチックに代わるチルド用液体容器包装としてメグミルクなどが採用、2020年4月には日清ヨーク社が十勝飲むヨーグルトに採用し販売を開始した。

紙製パックにキャップのついたPure-Pakは容器の開閉や注ぎが容易で、消費者が容器を開ける際に開口部に直接触れない事で利便性と衛生面が両立されており、製造面でも内容物の充填が容易な事から脱プラスチックの世界的な流れを背景に拡大が見込まれている。

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