■ 玖龍社 旧正月以降大型休転 5工場で48.5万㌧減産
2021年11月13日
中国最大手の製紙企業である玖龍社は東莞、太倉、天津、唐山、泉州の5つの基幹工場において2022年1月15日から4月21日までの3か月間で7~31日間休転する事を発表した。休転によって減産される量は総計48万5000㌧に及ぶ見込みだ。
同社最大の広東省東莞工場では16機すべての製紙マシンを交代で停機し、17万7300㌧の段原紙、1万1800㌧の印刷用紙、10万3700㌧の白板(合計26万2800㌧)の減産を行う。
江蘇太倉工場では1月中旬から2月末までに8機の抄紙機を7~12日間停機し、マシンのメンテナンスを行う。停機による生産量への影響は段原紙6万1200㌧、印刷用紙5900㌧、白板(裏鼠)1万5200㌧となっている。
天津工場では2月10日から3月8日までに12~15機の休転を予定しており、6万3500㌧の段原紙を減産する。また河北省唐山市の工場では春節から3月中旬までに3機の抄紙機を9~10日間停機し2万8000㌧の段原紙を減産、福建省泉州工場のPM36及びPM35は2月に9~11日停機し1万9000㌧を減産する。