マレーシア1月13日よりMCO(外出制限令）発令。

2021年1月12日

マレーシアのムヒディン大統領は1月13日からMCO(Movement Control Order)を発令し外出制限を発令すことを発表した。

マレーシアでは昨年3月18日から5月4日まで外出制限を実施していたが、感染拡大の勢いが弱まったとしてMCOを解除していた。しかし10月以降感染が再拡大し1月7日に3027名/日を超える感染者がでた事から再度MCOを実施する事を決断した模様。感染が再拡大した10月から1月まで476のクラスターが発生しそのうち54.41%が職場でのクラスターであった。

今回のMCOに際し、オフィスは30%以下の社員（管理職は除く）まで出社可とし、飲食店は店内での飲食は禁止、持ち帰りやデリバリーは許可する。スポーツイベントや宗教的行事も禁止され学校も休校となる。州をまたぐ移動は原則禁止となり、違反者には罰金RM1000（25000円）が課される。一方でEssentialと認められる5業種（①工場・製造 ②建設 ③サービス ④貿易 ⑤配送）に関しては営業を継続する事が許可される。