■ 中国大手製紙 パルプ・木質繊維工場稼働を加速
2023年3月4日
中国トップ製紙企業である玖龍社及び理文紙業は今年、中国全土に於いてパルプの原料となる木質繊維を製造する加工工場を順次稼働を開始する。
玖龍紙業は今年上半期だけで8工場、(浙江、東莞、天津、重慶、北海、泉州、福建、遼寧)総生産能力175万㌧にも及ぶ製造能力を獲得する事となる。第一四半期に浙江工場於いて年産15万㌧の1号ライン、第二四半期に21万㌧の生産ラインを稼働させる。
理文紙業は本年度第2四半期に江西工場、第3四半期に重慶、第4四半期に広西工場に於いて合計95万㌧のバージンパルプ工場を稼働させる。中国大手製紙は古紙が輸入禁止となり不足する原料を確実に補填すべく投資を加速させている。