韓国 トラック労働組合 今年2回目のストライキ 国際物流に影響懸念も

  ■ 韓国 トラック労働組合 今年2回目のストライキ 国際物流に影響懸念も

韓国のトラック運転手の労働組合は11月24日から、今年2回目となる全面ストライキ(集団運送拒否)を実施する。 燃料価格の高騰に対する対策や、運賃の決定にかかる規則を策定する事を盛り込んだ運賃制の拡大などを求めており、港湾物流への影響が懸念されている。 

貨物連帯は今年6月にも、8日間にわたるストを実施している。 韓国政府の発表によると6月のストライキは数千人が参加し、物流の停滞によって1600億円相当の損失が出たという。 今年年末に廃止される予定の適正な運賃の支払いを保証する優遇制度の延長や保証の拡大を要求していた。

前回のストライキは政府がトラックドライバーの要求を呑む形で和解へと至ったが、社会への影響が大きかっただけに対応が寛大すぎるとの批判もあった。今回、政府側がどのような対応を行うか注目があつまる。

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