ブラジルKlabin社 自社パルプ専用港湾ターミナルを建設

  ■ ブラジルKlabin社 自社パルプ専用港湾ターミナルを建設

2021年8月12日

ブラジルの大手パルプメーカーであるKlabin社はパラナグア港に於いて自社用新ターミナルの建設を開始した。運営エリアの使用権は2019年8月に行われた入札によって獲得した。‎27,530㎡にも及ぶ当エリアの使用期間は25年とされているが、今後45年に延長される可能性が高い。

同社はターミナルの運用システムや設備の取得に加え、2kmの鉄道ラインと21,860㎡の倉庫も建設する。総額投資額は3,000万Rドルで、2022年に完成予定とされている。ターミナルが完成すると新たに170人の雇用が生まれ、初年度に同ターミナルから140万㌧、拡張第二工期が完了する2023年には220万㌧の貨物を出荷する計画としており、同社製品の輸出競争力拡大に期待が寄せられている。

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