KFCカナダ 25年までに全ての包装資材を堆肥化可能素材に変更する事を発表 竹、サトウキビなど自然分解素材を活用

  ■ KFCカナダ 25年までに全ての包装資材を堆肥化可能素材に変更する事を発表 竹、サトウキビなど自然分解素材を活用

 

2021年6月15日

世界環境デー(6月5日)を記念しKFCカナダは環境保護と持続可能な事業計画の一環として、2025年までにすべてのパッケージを完全に堆肥化可能な製品に切り替えることを発表した。 6月30日から家庭で100%堆肥化可能なバケットを使用した商品の試験的販売を開始する。この取り組みによってカナダの埋め立て地から年間約2億個の包装ごみを削減する事ができるとしている。

KFCカナダNivera Wallani社長は「KFCカナダの企業活動は、埋立てゴミを一杯にする事ではなく人々に食べ物を供給する事です。家庭に於いて堆肥化可能なパッケージへの移行は、私たちが事業を行う上でポジティブな革変をもたらす大きなステップとなります。業界全体で有意義な変化を推進し、サプライヤー、フランチャイズ加盟店、チームメンバーと緊密に協力しKFCの環境負荷を継続的に減らす責任を果たしていきます。」とコメントした。

同社は2019年末までに年間5000万個のプラスチックストローと1000万個のビニール袋の使用を取りやめた。

また抗菌性のある竹素材を利用した紙トレイに置き換える事で2021年末までに1200万個のポテトフライ用プラスチック容器を削減する予定だ。

竹、トウモロコシ、サトウキビなど自然由来の繊維で作られたフォークやスプーンは常温で約18か月で自然に分解する。また追加の処理を必要とせず、有毒な副産物を残さない。KFCカナダのレストラン全てに導入されると年間4000万個のプラスチックカトラリーの使用を止めることができる。

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