■ インドネシアの禁忌品混入許容率が2%に訂正
2020年6月
インドネシア政府は2昨年6月1日より古紙に含まれる禁忌品を0.5%以下とし、全量船積み前検査を受ける事を義務付けるなど、廃棄物原料の輸入規制を強化。 その後製紙メーカー側の要望に沿い2%に緩和、あるいは0%とさらに厳しくする可能性を示唆し方向性が定まらずサプライヤー側に混乱を招いていた。 しかし先月5月27日に禁忌品の保有率を2%まで許容する旨の正式発表がった。
この措置は一時的な措置で今後6か月以内に明確な規定を発表するとしている。また6月以降、インドネシア向けに廃棄物原料を輸出する企業はその外務省の認証を得た登記簿謄本をインドネシア大使館に提出、輸出登録することを義務付けた。
今後輸入側で輸入が四半期ごとの許可制となりその許可更新の際に輸出者の登録が必須となるとの事だ。 現状輸入通関時の検査に於いてすでに2%程度許容されており、今回の発表に関して大きな影響はないとみられる。