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ベトナムにおける新型肺炎の影響と今後の経済成長

HOCHIMIN

  ■ ベトナムにおける新型肺炎の影響と今後の経済成長

2021年2月10日

2月4日(火)ベトナム保健省から新たな感染者に関する発表があり、ベトナム国内における1日の新型コロナウイルスの陽性事例は計10名であった。

ベトナム全体の感染の疑いがあるの236人で、そのうち163人が陰性と診断され、残りの人は隔離され監視下に置かれています。

47以上の省・都市が幼稚園と小・中・高校の多くを9日まで休校とし、感染予防の為消毒措置を行った。また大学でも休校を決定しているところもある。

今後旧正月を控え、テト期間中のお祭りや会合中止となっており、感染拡大に対し国を挙げて対策を施している。

比較的新型肺炎の影響が軽微で済んでいてるベトナムでは20年のGDPは2.91%のプラス成長となった。過去数年間の平均GDP成長率は6.0%~7.0%の高成長を維持している。IMFの予測では21年は7.1%の成長まで回復するとされている。

 

ベトナムGDP
2011年~2021年ベトナムGDP成長推移

ベトナムの一人当たりのGDPは2019年2,715㌦となっており、タイは7,808㌦、インドネシアは4135㌦マレーシアは11,414㌦。東南アジアの中でも安価な労働力が確保でき、2025年に人口は1憶人を突破する見込みで内需の成長も期待できる。

FTA加盟状況もASEAN(東南アジア諸国連合)・RCEP(東アジア地域包括経済連携)・TPP(環太平洋パートナーシップ)全てに加盟しているのはベトナム・シンガポール・マレーシア・ブルネイのみとなっている。

 

 

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