■ 韓国 記録的豪雨 古紙の回収にも影響
2022年8月17日
韓国のソウルを含む中部地区で今年6月の梅雨入りから記録的な豪雨が続いている。
今年6月10日に梅雨が始まって以来、8月11日までに全国の平均降水量は909.2ミリを超えた。中部地方における平年の梅雨期の平均降水量366.4ミリの倍以上になる。全国の年平均降水量は1300ミリであるため、70%がこの2カ月間で降った事となる。
都市部では道路が浸水し、地下鉄の運行がストップ。多くの通勤者などに影響が出た。またソウルでは半地下に住む貧困層居住エリアに於いて洪水で13人が死亡するなどの被害がでている。
大雨の影響で古紙の回収も減っており、緊急で輸入古紙に引き合いを出す動きが出ている。 特に段古紙は韓国向けに価格がつきづらく長らく輸入していなかったが、東南アジア向け価格が下がっている事から価格が合う可能性も出てきている。