■ フランス紙パルプ生産量735万㌧ 前年比7%増加 過去11年で22%減少
2022年11月23日
フランス紙パルプ協会によると、2021年のフランス国内の紙・パルプ生産量は735万㌧で前年度比7%増加、2010年比で22%減少した。 消費量は前年比6.2%増加し524万㌧だった。
現在フランスの製紙産業は74企業が存在しており、84の工場で126の抄紙機が稼働している。パルプ生産量は-03%の161万㌧、パルプ輸入量もほぼ同量の162万㌧。印刷用紙生産量は9.5%増の131万㌧包装用紙(クラフト、液体包装及び段原紙)は9.6%増加の484万㌧であった。 段原紙は12のグループ企業があり、原紙生産量277万㌧、段ボール工場は70工場で年間56憶㎡を貼合している。
2005年の紙・板紙生産量のうち45%が印刷用紙であったが、21年は17%にまで減少、一方で包装紙の生産量は44%から64%、家庭紙の生産量は7%から12%に増加した。