■ 日本製紙 Elopakと包括的協業覚書を締結
2022年2月8日
日本製紙は欧州・北米を中心に液体紙容器事業を展開するElopak ASA(ノルウェー)社と包括的な協業に関する覚書を締結したことを発表した。
Elopak社は液体食品向け紙容器「Pure-Pak」ブランドを世界展開し独自技術を有する世界有数のサプライヤーで、2021年6月のオスロ証券取引所への株式上昇に伴い公開株式の一部(5.0%)を取得した。 両社は1989年に取引を開始し、16年に新製品に関するライセンス契約を締結するなど関係を強化させてきた。
覚え額の締結は、両社の専門知識、資産、ネットワークを前提に、両社間のさらなる協力関係を構築し、共同開発、組織化を検討することに合意し、包括的な協業を行う事を盛り込んでいる。両社の強みを活かした共同テーマの選定・実施を行うとともに、低炭素循環経済への移行を加速させ、競争力の強化と紙包装の販売拡大を行う。