■ 大王パッケージ 寄居印刷紙器を子会社化
2020 年 10 月 1 日
大王製紙グループの大王パッケージは、段ボールケース・紙器製造会社の寄居印刷紙器(埼玉県本庄市)の全株式を取得し、子会社化した事を発表した。
大王パッケージは大王製紙グループの製函企業として昭和57年9月に設立。国内に13工場を有し、一貫企業としての強みを活かし広域ユーザーや地元地域への段ボール供給体制を整えてきた。国内段ボールケース市場では4%のシェアをもつ。
一方、1965年に設立された寄居印刷紙器は、段ボールケースと紙器製品の製造販売を手掛け、埼玉県北部や群馬県を中心に、地場の優良な顧客基盤を持つ。
協業によるエリア拡大、設備の有効活用、配送の効率化に加え、グループネットワークを活用し、得意先の相互紹介や共同営業による効果を狙う。
〔寄居印刷紙器〕
本 社:埼玉県本庄市
資本金:1,000万円
株 主:大王パッケージ100%
事 業:段ボール・紙器製品の製造・販売
売上高:7億円(2020年4月期)
従業員:48名
〔大王パッケージ〕
本 社:東京都千代田区
資本金:3.1億円
株 主:大王製紙100%
事 業:段ボール・ディスプレイ製品の製造・販売
売上高:433億4,900万円(2020年3月期)
従業員:1,069名