■ VPK Group フランスAizay地方の45万㌧段原紙マシンをまもなく稼働
2023年2月11日
ベルギーの多国籍大手製紙一貫企業であるVPK Group社は、フランスAizay工場に於いて再建中のマシン再生段ボール原紙マシンの試運転を開始した。
同マシンは年産30万㌧の非塗工印刷用紙マシンで2022年中旬頃から改造を開始した。マシン幅は8800mmで70~135g/㎡の再生段ボール原紙を年間45万㌧の生産能力がある。商業運転は3月から4月頃を予定している。
VPK Groupは20か国70工場を運営し、フランスでは3つの製紙工場と9の段ボール工場を所有している。同製紙ラインの改造は、グループ内での原紙供給量の拡充と環境負荷の少ない製紙ラインへの転換を目的としている。