中国新型肺炎ワクチン開発

  ■ 中国新型肺炎ワクチン開発

2020年9月

中国科学技術省は26日、新型コロナウイルス用ワクチン11種類について、臨床試験が行われており、このうち4種類は臨床試験の第3段階まで進んでいることを発表した。

中国では新型肺炎の新規感染者数が50人を下回る日が続いており国内での新規発症事例はゼロ、新規感染者の殆どが海外からの帰国者によるクラスターが原因であるとしている。流行拡大の収まった中国では景気の回復が順調に進んでおり、中国の実質経済成長率「GDP」は4-6月で2.1%とプラス転換、肺炎流行前の水準に戻っているという。

また現在の経済対策の影響で投資が刺激され21年は7.1%のプラス成長になるのではないかとの予測もある。中国からの輸出が回復し深刻なコンテナ不足が発生しているが、いち早く経済が回復しつつある中国と、物資在庫が低水準にある諸先進国、またWith コロナとして稼働を再開する世界の経済活動によって中国からの輸出、特に国慶節前の出荷が急激に増加したことが原因となっている。

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