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中国国内段原紙増産情報【山東博匯紙業】

  ■ 中国国内段原紙増産情報【山東博匯紙業】

2020年3月25日

山東博匯紙業(Shandong Bohui)は山東省淄博市に位置する基幹工場にてPM6号機を稼働開始した。同マシンは年産60万/㌧抄紙幅9600mm、抄速1600m/分で140g以下の強化中芯を抄造する。 

同社は1994年設立で資本金5憶457人民元(約80憶円)従業員数5000人、カード紙・段ボール原紙・印刷用紙・石膏ボード等の特殊紙を製造する総合製紙メーカーで主力商品は80%バージンパルプで製造したアイボリーボード。 

段ボール原紙はバージンベースのクラフトライナーを製造しており、今回稼働させた6号機は同社が製造する初の100%再生紙マシンとなる。 同機の稼働を足掛かりに本年第2四半期には年産50万tの5号機も稼働を予定しており、古紙の輸入ライセンスを持たない同社は新マシンの資材調達を地元回収古紙に依存するしかない状況となっている。 

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