- 2022年2月24日
進まない港の自動化 港湾既得権と国際競争力の低下②
■ PORT2030 日本の港湾自動化計画 港湾作業の自動化は1990年代にロッテルダムで初めて導入され、現在は釜山をはじめ多くの国が採用し飛躍的な作業効率の向上と荷役量の増加に成功している。世界のコンテナ取扱量上位20位の港湾自動化導入率は75%にも達し、中国上海や青島、厦門港では (さらに…)
■ PORT2030 日本の港湾自動化計画 港湾作業の自動化は1990年代にロッテルダムで初めて導入され、現在は釜山をはじめ多くの国が採用し飛躍的な作業効率の向上と荷役量の増加に成功している。世界のコンテナ取扱量上位20位の港湾自動化導入率は75%にも達し、中国上海や青島、厦門港では (さらに…)
■ 進まない港の自動化 港湾既得権と国際競争力の低下① 2022年2月24日 未曽有の海上運賃の高騰によって原材料が高騰し世界規模のインフレ要因となっている。資源の殆どを輸入に依存している日本にとって、海上運賃の高騰は経済的にも大きな損失となった。昨今の海上運賃の高騰は、米中貿易戦争に (さらに…)
■ カナダ洪水の影響色濃く 物流網の混乱からパルプ生産に影響 2022年2月19日 昨年11月に発生したカナダブリティッシュコロンビア州の大洪水により、バンクーバー港周辺の拘束道路や鉄道網が破壊され、未だ完全復旧には至っていない。 バンクーバー港はカナダ最大の貿易港で、住宅用木材や穀 (さらに…)
■ ウッドチップ価格高騰 パルプ製造に影響 2022年2月17日 パルプ抄紙用のウッドチップ価格が高騰し、パルプメーカーの収益を圧迫している。Wood Resource Quarterly(世界のパルプ原料の85~90%が対象)対象国の昨年第3四半期の針葉樹繊維価格指数(SFPI)は前 (さらに…)
■ ロシア APPM社 100%古紙使用の段原紙マシン増設を発表 2022年2月12日 ロシア大手製紙企業のArkhangelsk Pulp and Paper Mill (APPM)社はアルハンゲリスク州ノヴォドヴィンスク市に於いて、新たに段ボール原紙マシンを導入する事を発表した。 (さらに…)
■ 世界的インフレとその原因 物流コスト要因はどれほどか 2022年2月12日 新型肺炎によるサプライチェーンの混乱と海上輸送費の高騰、原燃料価格の上昇によって世界的なインフレが進んでいる。アメリカの雇用統計によると1月の平均時給は前年度同期比5.7%増、EUに於いても消費者物価指数は (さらに…)
■ 中国造紙協会「第14次五カ年計画」に基づき中長期的な開発プログラムを発表 2022年2月11日 2021年3月に中国共産党によって採択された「第14次五カ年計画」に基づき、中国造紙協会は紙パルプにおける「五カ年計画と中長期的な開発プログラム」を発表した。 中国政府の発表した「第14 (さらに…)
■ 日本製紙 Elopakと包括的協業覚書を締結 2022年2月8日 日本製紙は欧州・北米を中心に液体紙容器事業を展開するElopak ASA(ノルウェー)社と包括的な協業に関する覚書を締結したことを発表した。 Elopak社は液体食品向け紙容器「Pure-Pak」ブランドを世界展開 (さらに…)
■ ロシア 段原紙輸出量増加 中国向けがけん引 2022年2月7日 ロシアの通関統計によると、20年のロシア段ボール原紙輸出量は92.6万㌧で前年度比1.7倍近く増加した。特に中国向けは36.5万㌧を超え、19年の9.3万㌧と比べ4倍となった。21年の通関統計は未発表だが、中国側の輸入 (さらに…)
■ インド 古紙の輸入関税を2.5%に増税 2022年2月5日 インド政府は製紙原料として輸入される古紙に対して2.5%の関税を課すことを決定した。2月2日よりHSCODE4707に分類される古紙の基本税率が0%から2.5%に増税される。 従来、製紙企業の直接輸入する古紙に関税は賦課 (さらに…)