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経済動向

  • 2022年5月15日

中国向けパルプ価格上昇 ロシアからの供給停止と南米ストライキが影響

  ■ 中国向けパルプ価格上昇 ロシアからの供給停止と南米ストライキが影響 2022年5月15日 中国向けパルプ価格が上昇している。昨年末より中国政府の厳しいゼロコロナ政策により中国の生産活動は制限され、パルプ価格は軟化傾向にあった。しかし、UPM社のストライキや北米パルプメーカーの定期メ (さらに…)

  • 2022年5月7日

ロシア大手製紙企業 パルプライン休転 欧州からの副資材調達困難に

  ■ ロシア大手製紙企業 パルプライン休転 欧州からの副資材調達停止 2022年5月7日 ロシア大手紙パルプ企業であるIlim 社はUst-Limsk工場に於いて4月中旬から5月下旬まで約1ヶ月間の休転を行う事を決定した。同社は月間8万㌧のBSK及びBHKを中国へ供給している。休転理由は (さらに…)

  • 2022年5月3日

インド国内古紙価格急落 欧州古紙輸出再開とウクライナ侵攻、中国都市封鎖で需給悪化

  ■ インド国内古紙価格急落 欧州古紙輸出再開とウクライナ侵攻、中国都市封鎖で需給悪化 ウクライナ戦争や中国の都市封鎖など複数要因によってインド国内の包装需要が減退した。 国内段原紙価格は大きく値崩れしていないが、需要家の購買意欲は弱まっている。製紙企業や卸商の原紙在庫も増加した。 段原 (さらに…)

  • 2022年5月2日

中国製造業PMI 2ヶ月連続50を下回る 長期化する都市封鎖で景気失速

  ■ 中国製造業PMI 2ヶ月連続50を下回る 長期化する都市封鎖で景気失速 2022年5月3日 4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は47.4と、2か月連続で低水準を記録した。 景況改善・悪化の判断基準である50を下回るのは新型肺炎が流行を始めた2020年2月以来。それ以前は2 (さらに…)

  • 2022年4月28日

2022年4月 東南アジア古紙市況

  ■ 2022年4月 東南アジア古紙市況 先月末より軟化していたアジア古紙市況は、この4月中旬以降は価格が横ばいで推移している。一方、未曽有の円安により円価ベースの古紙輸出価格はやや上昇ぎみだ。3月中旬、価格軟化前のベトナム向けBitプライスはCIF $290~295㌦前後、為替は@11 (さらに…)

  • 2022年4月23日

コンテナ船造船数急増 船社過去最高益と需要拡大

  ■ コンテナ船造船数急増 船社過去最高益と需要拡大 2022年4月26日 2021年の日本の新造船契約実績は、前年比約2.1倍の1521万総トンで隻数は172隻増の318隻となることが明らかとなった。受注量が1500万トンを超えたのは、2015年以来6年ぶりとなる。 また2022年4月 (さらに…)

  • 2022年4月23日

UPM 労働者と合意 ストライキ終了

  ■ UPM 労働者と合意 ストライキ終了 2022年4月23日 UPMと製紙労働組合は事業別労働契約に合意した。労働者は職場に復帰しストライキは終了する。 新契約の契約期間は4年間で、昇給は紙パルプ業界の規範の剃ったものとなる。UPMは5つの事業体(UPM Pulp、UPM Commu (さらに…)

  • 2022年4月21日

インドロシアとの貿易を再開 ルピー・ルーブル通貨決済を開始

  ■ インドロシアとの貿易を再開 ルピー・ルーブル通貨決済を開始 022年4月21日 ロシア側がインドとの積極的な貿易と、ルピー、ルーブルでの決済による貿易継続を求めた事に答える形で先週、インドからロシア向け貨物(コメ、紅茶、コーヒー、海鮮食品など)を積んだコンテナがグルジア(ジョージア (さらに…)

  • 2022年4月16日

マレーシア政府 今後2年間、新規製紙工場建設許可発給を停止

  ■ マレーシア政府 今後2年間、新規製紙工場建設許可発給を停止 2022年4月16日 マレーシア通商産業省(MITI)は、今後2年間、製紙企業の工場建設に係る新規許可を停止する事を発表した。 3月15日以降、新規工場の建設、転抄、増産、買収に係る許可の新規発給が停止され、この決定は製造 (さらに…)

  • 2022年4月14日

EUロシア制裁第五弾を採択 ロシア産原油、石炭などの輸入禁止 紙パルプ製品も対象

  ■ EUロシア制裁第五弾を採択 ロシア産原油、石炭などの輸入禁止 紙パルプ製品も対象 2022年4月15日 EUはロシアに対し第5弾の経済制裁を科すことを決定した。制裁の内容は2022年8月より、石炭やその他の固体化石燃料の輸出入、またはEU域内への移送を禁止する事や、ロシア国籍の船舶 (さらに…)