- 2020年4月27日
日本の古紙回収は維持されるも発生減、物資不足でスタグフレーションのリスクも
■ 日本の古紙回収は維持されるも発生減、物資不足でスタグフレーションのリスクも 2020年4月 法的に完全な都市封鎖が実施できず、また古紙自給自足国である日本に於いては古紙不足という程の事態には陥っていない。 しかし需給に大きな変化が表れていることは事実だ。 段ボール古紙の輸出量は中 (さらに…)
■ 日本の古紙回収は維持されるも発生減、物資不足でスタグフレーションのリスクも 2020年4月 法的に完全な都市封鎖が実施できず、また古紙自給自足国である日本に於いては古紙不足という程の事態には陥っていない。 しかし需給に大きな変化が表れていることは事実だ。 段ボール古紙の輸出量は中 (さらに…)
■ 大王製紙 三島工場N7マシン稼働 2020年4月19日 大王製紙は三島工場において、洋紙の製造設備であるN7号機を2019年10月に停機し段ボール原紙へ転抄、4月1日より稼働を開始した。 N7マシンはオントップ多筒式で抄紙幅5120ミリ、坪量40~100gの印刷用紙を月産11,00 (さらに…)
■ 更紙トップ2社 丸王製紙・高尾製紙合併「高尾丸王製紙」に 2020年3月10日 静岡県の製紙会社、高尾製紙と丸王製紙は4月1日付で経営統合する事を発表した。新会社「高尾丸王製紙㈱」を設立し、工場と販売部門の統合を図る。 高尾製紙及び丸王製紙は存続し、新会社へ建物や設備の貸し出しな (さらに…)
■ 国際古紙相場の変動と中国中芯価格推移 2020年2月25日 中国造紙協会の統計では昨年の1-9月の段原紙生産量は前年度比-0.7%、消費生産量ともに前年度比割れとなった。 米中貿易戦争の影響による景気減退が大きな要因だが、段ボール原紙不足によるシングル化も急速に進みつつある。 従 (さらに…)
■ 王子製紙生産能力の見直し 統廃合によりコスト削減と効率化。段ボールは増産 2020年1月25日 王子製紙は24日、苫小牧工場の新聞マシン(N5)を20年度上期に停止し、段ボール原紙やクラフト紙マシンに転抄する。 N5マシンの新聞年間生産量は20万㌧で段ボール原紙・クラフト紙の生産量 (さらに…)
ACNグループ外販売を強化する方向か? 2019年11月30日 玖龍社の古紙調達部門である美国中南米社(ACN)は、今までのその古紙調達に於いてメーカー系商社からは買わない等競合する他社製紙メーカーとは一線を引いていたが、ここにきて他製紙メーカーに古紙オファーを出し、韓国の製紙メーカーに対しAOCC (さらに…)
■ 名寄市 王子製紙 名寄工場閉鎖中止を要請 2019年11月30日 王子マテリア名寄工場の閉鎖が決定した地元名寄市は大きな衝撃を受けている。地域経済への影響は必至で、王子マテリアや関連会社の取引、設備保守点検などを年間27億2000万円が影響を受ける。 さらに別に市へ納めた税金、水道 (さらに…)
■ 余剰する古紙問題への日本製紙メーカーの取り組み 国内の古紙回収インフラ維持にとって国内古紙建値が維持されている事が唯一の救いではあるが、国内原紙の出荷状況も悪く各製紙メーカーは受け入れ数量をカット、古紙余剰問題は深刻化してきている。 栃木では行政入札をした業者が倒産し1億5千万円も (さらに…)
■ 関東組合輸出共販事業中止 2019年10月30日 10月の関東商組入札は新体制移行への事前準備として休止となったが、11月出荷分からの関東商組古紙輸出共販事業が取りやめとなることが決定した。今後「国際調査事業」として再スタートする。 主な変更点は ①数量が各品目500tと縮小する。 (さらに…)
■ 王子製紙名寄工場閉鎖 2019年10月 10月4日、王子製紙より段ボール原紙を生産する名寄工場(北海道名寄市)を2021年中に閉鎖することが発表された。 先日苫小牧工場で新聞用紙マシンを段原紙に変える転抄計画が発表されており、21年に稼働30万tの増産となる予定だが、今回名寄工場を (さらに…)