- 2018年11月28日
中国国内古紙回収と需給バランス
■ 中国国内古紙回収と需給バランス 2018年11月28日 2017年から本格的な固形廃棄物原料の規制が始まり、下水道使用許可を得た工場は現在3,073社で、内1,669社が古紙を使用する製紙関連企業となっている。 本年度の古紙輸入ライセンスは第24回目の発表で総計1,848万t。 (さらに…)
■ 中国国内古紙回収と需給バランス 2018年11月28日 2017年から本格的な固形廃棄物原料の規制が始まり、下水道使用許可を得た工場は現在3,073社で、内1,669社が古紙を使用する製紙関連企業となっている。 本年度の古紙輸入ライセンスは第24回目の発表で総計1,848万t。 (さらに…)
■ 米中貿易戦争と環境規制 19年の船積前検査機関への許可は減る見通し 2018年11月28日 11月16日に24回目、15万5,695tのライセンスが交付された。 いずれも新規ライセンス交付を受けるものではなく、建晖紙業と山鷹国際大手2社に対する追加発行のみとなっている。 中国大手 (さらに…)
■ 玖龍社(ナインドラゴン)買収した米国パルプ工場に3億㌦追加投資を発表 2018年11月18日 中国最大手製紙企業のNine Dragons Paper(HD)は、今後2年間でウィスコンシン州とメーン州の工場に約3億㌦を投資し設備の更新を行う事を発表した。 メーン州ランフォード工場に (さらに…)
■ 中華系メーカー海外のパルプ拠点を買収・増設 2018年10月28日 古紙の輸入禁止に伴い古紙の調達が困難なることから、中華系各製紙メーカーはそれぞれ違った打開策を打ち出している。 玖龍社は米国にある15.5万tのBHKP生産能力を有する工場を買収、完全子会社化2,500万ドルを投 (さらに…)
■ 中国米国意外の関税を引き下げ 段原紙関税7.5%→6% 2018年10月25日 10月18日に22回目のライセンス交付があり、交付された量は200万t以上と過去最大のものとなった。このタイミングでの大型交付は予想外だったが、殆どの製紙メーカーがライセンス残を使い果たしていたとも予想 (さらに…)
■ 栄成紙業上海での株式上場断念 2018年9月30日 9月10日、台湾・栄成紙業は予定していた上海株式上場計画を断念したことを発表した。 同社は台湾系大手製紙メーカーで、既に段原紙事業は台湾から中国へシフトし台湾本国より大きく成長している。 中国に複数ある製紙工場は順次生産量を伸ばし (さらに…)
■ 米中貿易戦争で中国景気に失速感。製紙は年末に向け日本古紙買い付け強化 2018年9月30日 昨月末の関東組合発表後さらに古紙価格は高騰しJOCC$310を超える相場まで上昇した。9月中旬以降国慶節間に若干の調整局面となっており、現在は$290-300位で推移している。 発表された中 (さらに…)
■ 米中貿易戦争と今後の世界経済 2018年8月27日 個人的見解ではあるが中国の対米古紙報復関税を受けて、今後短期的には(年末に向けて)日本の古紙価格は堅調に推移すると思われる。 しかし今回の関東組合の「価格の行き過ぎ」は古紙のタイト感だけでは説明が難しい。 また秋需が終わった年明け (さらに…)
■ 古紙輸出市況(中国米国古紙に25%の関税を課税) 2018年8月27日 8月3日中国国務院(内閣)関税委員会は(2018)第6号「米国からの一部輸入製品に関する報復関税措置」において殆どの紙及び紙製品に5-25%(5%木材パルプ、包装紙、特殊紙、紙製:20%家庭用紙、特殊紙、文化紙 (さらに…)