- 2022年9月2日
インド原紙の購入を止めた中国② インドが原紙を安く販売できなくなった理由
■ インド原紙の購入を止めた中国② インドが原紙を安く販売できなくなった理由 インドの製紙企業がコスト高となった背景には、立地的条件や輸入古紙と石炭への依存度が高い事が上げられる。 インドの古紙回収率は30%前後で、ごみの分別や古紙の回収は行われてない。行政回収自体が2019年に始ま (さらに…)
■ インド原紙の購入を止めた中国② インドが原紙を安く販売できなくなった理由 インドの製紙企業がコスト高となった背景には、立地的条件や輸入古紙と石炭への依存度が高い事が上げられる。 インドの古紙回収率は30%前後で、ごみの分別や古紙の回収は行われてない。行政回収自体が2019年に始ま (さらに…)
■ インド原紙の購入を止めた中国① インド市場の成長課題とアジアへの影響 17年に中国が古紙輸入規制を発表して以来、アジア各国に製紙工場が建設され、アジアは中国に代わる製紙、古紙の消費地へと成長した。 インドへ中華系企業は進出しなかったものの、17年のGST導入以後長距離物流の発達とそ (さらに…)
■ 山鷹国際 8月に続き9月も大型休転を継続 2022年8月29日 中国大手製紙山鷹国際は27日、8月に引き続き5工場7機の製紙ラインに於いて5~30日間の休転を継続する事を発表した。 中国では都市封鎖による需要の減退と、欧州貿易の低迷などによって景気が失速。段原紙需要も大幅に落ち込ん (さらに…)
■ 英国 Mondi社イタリアのコート紙工場を買収 段原紙へ転抄 2022年8月24日 英国大手製紙企業のMondi社はイタリア(トリエステ近郊)にあるBurgo Group社ドィーノ工場を4000万€で買収する事を発表した。同工場は1台の抄紙機で機械パルプ軽量コート紙を生産しており、 (さらに…)
■ 中国 中小製紙企業段原紙値上げを発表 市場は冷静 2022年8月11日 中国大手製紙企業が相次いで大型休転を実施する中で一部の地域に於いて、中小製紙企業が段原紙の値上げを発表した。値上げ幅は30~100RMB(5~15㌦)。 各製紙企業は昨今の原燃料価格の高騰と、環境保護及び労働環 (さらに…)
■ 日本製紙 カップ原紙、高級白板紙、キャストコート紙の値上げ発表 022年8月9日 日本製紙は9日、紙コップ原紙・食品容器原紙・カップ原紙全般、高級白板紙全般、キャストコート紙全般の価格を10月1日分より15%値上げする事を発表した。白板・高級板紙の値上げは21年11月の値上げ以来。 (さらに…)
■ 日本国内 大手製紙 相次いで段原紙大幅値上げ発表 2022年8月8日 大王製紙は7月19日、9月1日納入分よりキロ当たり15円の段原紙値上げを発表した。 原燃料価格の高騰などを受け、採算が悪化した事が理由。昨年年末に段ボール最大手のレンゴー社が2月1日納入分から10円の値上げを (さらに…)
■ 段原紙需要低迷 中国大手製紙各社、相次いで最大1カ月の大型休転を発表 2022年7月29日 7月26日の東莞玖龍紙業の大型休転計画に続き、他中国大手製紙企業も相次いで休転を発表した。 山鷹国際は27日、同日より安寧省、江蘇省、中国中部、中国南部、広東省の5工場8機に於いて順次休転す (さらに…)
■ 韓国新聞紙輸出 インド向けは一服? ウクライナ戦争によってロシア産新聞紙や、新聞紙原料となる木材チップ輸出が滞った事で世界の新聞紙需給はタイトな状況となった。特にインドは新聞紙の輸入をロシアに依存しており、紙不足から韓国新聞メーカーへ高値オファーを出した事で、原料となる日本の新聞古 (さらに…)
■ 東莞玖龍紙業 大型休転を発表 15万㌧減産 2022年7月28日 7月26日、東莞玖龍紙業は同工場14機マシンについてオーバーホールの為、順次停機する事を発表した。停機によって削減される数量は15万2900㌧。 減産は27日から行われ各マシン9日ずつ停機する予定となっている。 中国 (さらに…)