■ Canfor ノーザンウッド工場の生産停機を延長
2021年12月23日
カナダのパルプメーカーであるCanfor社はノーザンウッド工場におけるNBSK(漂白針葉樹パルプ)の停機期間を延長する事を発表した。
同工場は先日のカナダ西部ブリティッシュコロンビア州における洪水による影響で物流が麻痺した事を受け、NBSKを最低2週間、テイラー・パルプ工場でBCTMP生を最低4週間の減産を発表していた。
延長期間はおおよそ85日から100日間で6.8万から8万㌧の減産となる。停機の延長期間に3000万㌦を投資しリカバリーボイラー(RB1)の改修を行うとしている。尚2号パルプ抄紙機は稼働を続ける。
同社はカナダブリティッシュコロンビア州に本拠地を置く世界的パルプサプライヤーで、3工場110万㌧のNBKP、14万㌧のクラフト紙、23万㌧のBCTMPを生産している。