■ 南米Arauco社 ユーカリ漂白パルプ(BEK)ライン10月に稼働予定
2022年8月26日
南米大手パルプメーカーArauco社の進めるチリ工場の近代化及び拡張工事が今年10月に完成する。工事の内容は排水処理システムの近代化とバイオマスボイラーの導入、旧1号機の閉鎖。 年産156万㌧ユーカリ漂白パルプラインの新設、 2号機ラジアタライン(55万㌧)の改造で、23.5億㌦を投じるプロジェクトとなっている。2018年に開始し、21年第三四半期に完了予定であった。 しかし新型肺炎の流行などを受け、完成が数回にわたり延期されていた。 工事が完了すると同工場の生産量は210万㌧と倍増する。