2022年上半期 中国国内で755万㌧の板紙ラインが稼働

  ■ 2022年上半期 中国国内で755万㌧の板紙ラインが稼働

2022年7月19日

厳しい都市封鎖により中国の経済活動が委縮する中、中国国内に於いて予定されていた新板紙マシンの稼働が相次いでいる。 1月に灌漑雲利民再生資源科学技術開発は抄紙幅5.2m、抄速700分/mの2号機を稼働させた。年間生産能力は20万㌧を超える見込み。山東新泉控股集団社が年産10万㌧の強化中芯マシンを、广西金桂浆紙業は年産180万㌧の高板マシンを稼働させた。また浙江华天再生资源はマシン幅4400m、抄速500m/分で年産30万㌧、抚州浙锋包装材料は抄紙幅5600mm、抄速500m/分のの白板(コートボール)マシンを稼働させた。2月、江西富临紙業は年産20万㌧、マシン幅3600mm、抄紙400mの白板マシンを稼働。3月江苏金田紙業は15号機となる年産30万㌧抄紙幅4800mm、抄速650m/分、250-450gの白板マシン、蚌埠三星紙業は年産15万㌧の抄紙幅3400mm、抄速400mの白板マシンを稼働した。江苏凯盛紙業も年産15万㌧クラスで250-400gの白板マシンを稼働させる。5月には广东山鹰紙業が25号機を稼働させた。 さらに東方能原社が6月、陝西省咸阳市に2機の再生段ボール原紙マシンの建設を開始した。それぞれのマシンは抄紙幅5.66m、抄速900mで総生産能力は合わせて50万㌧規模となる。稼働は23年第二四半期を予定している。

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