■ 2021年 ナインドラゴン年産1760万㌧、米IP社の生産量を超え世界一位に
2022年12月16日
2021年の世界製紙企業生産量ランキングが公表され、中国ナインドラゴン(玖龍社)が長年1位の座を保ってきた(米)International Paperを超え、世界一位の生産規模となった。同社の生産量は1760万㌧で、さらに増産を進め近い将来2000万㌧を超える規模となる見込みだ。一方IP社は洋紙部門などを売却し生産量が減少。総生産量が逆転した。上位30社には山東華泰(30位)や太陽紙業(13位)晨鸣紙業(12位)山鷹国際(9位)LEE&MAN(8位)の中華系企業がランクインした。日本の製紙企業は王子HDが(4位)、日本製紙(14位)大王製紙(18位)レンゴー(20位)が名を連ねている。